約定せず 2005 1 7

 これは、昨年も書きましたが、注意を喚起する意味で、もう一度書きます。
「14時59分40秒、約定せず」(東証)。
買い注文を、14時59分40秒に出しても、約定しないことがあるそうです。
 よく、パソコンの内部時計は、狂っていることがありますので、
知人に、「時間は正確ですか」と聞いたところ、何と電波時計を使っているそうです。
 こうした問題の原因は、東証にあるのか、証券会社にあるのか、不明ですが、
14時59分40秒以降は、コンピュータの反応が遅くて、
約定しないことがあると考えておくべきです。

ハイテク王国日本なのに、システムは発展途上国並みです。

東証 Tokyo Stock Exchange 2005 12 5

2005年12月3日の日本経済新聞には、このような記事がありました。

「東証、もう一つのシステム問題」
「東京証券取引所が、11月1日に大規模な売買システム障害を起こしてから1か月。」
「だが外資系証券会社や一部投資家の東証不信は、今も消えない。」
「今日は、平均10秒もかかってしまった・・・・・。」
「売買注文がコンピューターに登録されたことを、
東証が証券会社に通知してくるまでの時間だ。」
「ある外資系証券の担当者は、
『東証の反応が遅いので、注文を抑えざるを得ない』と怒りを隠さない。」
「ある米系証券によると、注文確認の所要時間は、
『米ナスダックや英ロンドン証券取引所なら、100分の1秒から100分の20秒』という。」
「5秒、10秒という東証の時間が、いかに見劣りし、悠長なシステムであるかが、わかる。」





































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